北海道小学生バレーボール連盟 |
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北海道小学生バレーボール連盟会長 松井 明生
昭和52年に日本バレーボール協会から提案された方針「小学生バレーボールの全国組織を作るために」を受け、北海道普及対策委員会支援のもと昭和55年7月に北海道小学生バレーボール連盟が誕生しました。その翌年には、第1回全日本バレーボール小学生大会(ライオンカップ)が東京で開催されたことから、小学生のバレーボールは地域主体の活動から都道府県レベルで組織化された活動へと大きく変貌を遂げていくことになります。
当時、北海道では、多くのチームが小学校を母体に誕生しました。そして、その指導を担った小学校の教員は、バレーボールを通じて子どもを育てること、つまり「努力する心」や「仲間を大切にする心」の育成など子どもへの教育的配慮を大切に指導にあたりました。 子どもの心身の健全育成を大切にする本連盟の基本理念は、この様な北海道独自の背景から生まれ、その精神は現在に脈々と受け継がれています。
昭和57年8月には、北海道母と子のバレーボールサマーキャンプの名称を北海道小学生バレーボールサマーキャンプと変更して、子ども達中心のキャンプが始まりました。この事業は、北海道における小学生バレーボール指導普及の中核的事業であり、現在も毎年全道から300名を超える小学生バレーボーラーが集い、2泊3日の合宿を行う中で友情を深め、バレーボール技術の向上に努めています。
昭和60年には、釧路の女子チームの1人から当時の横道知事に送られた手紙がきっかけとなり、北海道新聞社様のご協力を得て北海道小学生バレーボール選抜優勝大会が誕生しました。大会の開催月を小学校の大会スケジュールを全て終えた1月とし、全道4ブロックを勝ち抜いた強豪チームによって北海道知事杯及び北海道バレーボール協会会長杯の獲得を競い合うこの大会は、まさに北海道No.1を決めるにふさわしい伝統ある大会に成長しています。また、この大会を通じて南 由起夫選手や大懸 郁久美選手など日本を代表する選手を輩出し、高校や実業団のチームにも多くの優秀選手を送り出してきました。
この他にも、「全国小学生バレーボール指導者講習会」「全国小学生バレーボール教室・指導者研修会」「Vリーグ選手と一緒にバレーボール教室」など、日本小学生バレーボール連盟の事業に積極的に取り組むことで小学生バレーボール指導者の資質向上や育成にも貢献してまいりました。
以上、本連盟結成以来40年の歩みを足早に振り返ってみましたが、この様に本連盟が北海道における小学生バレーボールの普及・発展に大きく貢献することができたことに、その活動の一端を担ってきた者として誇りに思っています。そして、この様に確かな業績を残すことができたのは、先ず以って19地区小連の組織力と実行力があったからこそと心より敬意と感謝の意を表します。また、北海道バレーボール協会様、各地区バレーボール協会様を始め報道関係の皆様、スポーツメーカーの関係者の皆様方からの温かいご支援に心から感謝を申し上げます。
本来でしたら、本連盟結成40周年記念式典及び祝賀会を開催し、皆様方をお招きしてお礼と感謝の気持ちを直接お伝えするところです。しかし、新型コロナウイルス感染症の流行により中止を余儀なくされたことから、大変心苦しいのですがこの誌面をお借りしてのお礼の言葉とさせて頂きます。
最後になりますが、令和2年度は新型コロナウイルス感染症から子どもの命と健康を守ることを最優先とし、本連盟全ての事業を中止するという苦渋の決断を致しました。しかし、これまで40年積み上げてきた歴史のバトンをここで終わらせることなく、次の50周年という次の大きな節目につないでいくことをお約束して結びの言葉といたします。
体罰・暴力・暴言 撲滅宣言!
2022.01.10 選抜優勝大会の結果を載せました。
2021.12.06 スポーツ少年団大会の結果を載せました。
2021.11.22 選抜優勝大会組み合わせ表を載せました。
2021.11.15 道新カップ各ブロック大会結果を載せました。
2021.09.25 日本バレーボール協会の健康チェック表を載せました。